りせりせびより

いろいろ

未確認で進行形 #1 「何事も最初が肝心です」感想

現在BS11にて未確認で進行形というアニメが再放送されていますが、
1週間がとても待ちきれなくて仕方ないので1話ごとに感想を書いていきます。

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未確認で進行形第1話の魅力は、まず冒頭の小紅ちゃんの夢から始まり、目が覚めてカーテンを開けて雪景色を眺めるとこだと思うんですよ。
いや他にも可愛いシーンあるんですが、カーテンを開けて目の中に真っ白な雪景色が飛び込んできて、目を輝かせて「わぁーー」
頼れる主人公、巨乳安産型で家事や料理が得意な、16歳の小紅ちゃんが、雪景色をみて喜ぶ。16歳という年齢の幼さがここでよく現れていると思います。

その直後、「今日は私、夜ノ森小紅の16歳の誕生日」と、自分の自己紹介と今日が誕生日であることがモノローグでわかります。

未確認で進行形第1話の魅力その2、会話のテンポが良いこと。
1話で幼馴染で許嫁の白夜、そしてその妹でロリ小姑の真白、へんたいな姉の紅緒、親友のまゆら、生徒会と未確認で進行形の主要人物全員の簡単な性格が分かるんだから流石だと思います。

まあそれでOPがなくなってしまったわけですが…

誕生日というわけで、朝から姉の紅緒が高級パティシエに作ってもらったというケーキを食べる小紅。
原作だと、「朝からケーキですか…」というシーンがありますが、 アニメだとただ苦笑いをするだけに留まっていますね。


そんな小紅の姉、紅緒。

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家だと眼鏡を外して、変態でロリコンでシスコンな姉ではありますが
学校では眼鏡をかけ文武両道で性格も良い生徒会長をやっています。
漫画とかでよくある「眼鏡を外すと性格が変わる」というわけではなく、眼鏡をかけたまま真白に対して変態発言をしていますから眼鏡は特に関係ないと思います。
妹の小紅を溺愛していますが、突如現れた小紅の許嫁の白夜に対しては敵対心をむき出しにしつつ、それでも許嫁であることを渋々認めています。
主に小紅と白夜のラブコメが描かれるこの作品において、彼女の存在は小紅というキャラクターを形作るのに必要であり、未確認で進行形のギャグ要員として、作品においてほんとに欠かせない存在となります。


真白たん。小紅の許嫁として夜ノ森家に居候することになった、ぼんやりとした兄が心配でついてきたロリ小姑。
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背伸びした口調、年相応に甘いものが好きで、牛乳が大好物、欲を言えばカレーは甘口がいいです。ネバネバしたものが嫌い。そんな可愛い小姑です。
未確認で進行形において、主に癒し系とか、マスコットというか、そんな役割かと思えば
「ちょちょいと」見た目子供なのに高校生として転入し、小紅と白夜と同じクラスにしてしまうという力を持っています。
三峰の力を、甘く見ないでください。と冷たく言っていますが、果たして今後こういう表情は見る機会あるのでしょうか。



突如家の居住者が2人も増えてしまった、ということで1週間の献立が総崩れだと思った小紅は立て直すために食材の買い出しに行きます。
そして転んだところを白夜に助けられ、荷物持ちとして一緒に行きます。
幼馴染として昔遊んだことがあるそうなのですが、小紅は大怪我をしたことでそれ以前の記憶は失っており、白夜に謝る。
流石ですよね。直前まで、いきなり許嫁だと名乗られ動揺し、白夜をボロクソ言っていた小紅ちゃんが相手を気遣い、謝るなんてほんとに良い子です。
だから、冒頭の目を輝かせて雪景色を見るシーンがより可愛らしく見えるわけで…

買い物から帰宅した小紅はさっそく夕飯作りに取り掛かります。
未確認で進行形の魅力その3、料理シーンがすごく丁寧なところ。
私は主人公が料理が得意な設定のアニメと聞かれると、「とらドラ!」を思い出します。
とらドラ!もよく丁寧に描かれていましたよね。
小紅ちゃんが野菜の皮をむき、切るところとかビーフシチューを作ろうとしてデミグラスソースの缶詰やワインが出ているところがすごくいいなと思います。
アニメで料理シーン細かく描いてるのってそうそうないですよね。貴重です。
結局、料理するところを見ていた真白が、カレーだと思い大好物です!と言うので夕飯はカレーになるわけなのですが、
このとき使おうとしていたデミグラスソースはきちんと次の話の夕飯で使われています。(ハンバーグだった)
ほんとに細かい… 細かいよ…



学校では人気者の紅緒を、「自慢の姉」と言い、自分は比べられるのは慣れてるとどこか強がる様子の妹の小紅。
そんな小紅を、なにやら意味深な目で見るのは小紅の親友のまゆら
このシーンのキャプ画見つからなかったので、違うシーンで失礼します。
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彼女たちがいつから仲良くなったのかとは明確には描かれていませんが、
それでも小紅の控えめな笑顔を見て、何かを我慢していると見抜いているわけですから、それなりの長い付き合いがあるんでしょうね。

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そんな小紅の強がりを見抜いていたのはもう一人いました。
許嫁で幼馴染の、白夜です。

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家と学校ではまるで様子が違う紅緒に恐れを抱き逃げ出してしまった真白を探すため、校舎の中を探し回り疲れてへたりこんでしまった小紅に対して、
「小紅は、小紅だぞ」と一言だけ言って頭を撫でる。
白夜すごくイケメンですよね。
普段はぼんやりしていて無口ですが、幼馴染なだけに小紅のことをよく知っているし、本当に心から好きなんだろうなと思います。
髪で隠れてしまっている右目にどこか秘密がありそうです。
「小紅が作ってくれる料理ならなんでも美味しい」とかいって小紅を照れさせる彼ですが、どうしてこんなに小紅のことを好きなのか?そして、右目に隠された秘密とは?
見た目小学生の女の子を高校に通わせられる力を持つ三峰の力ってなんなんだ?
私、これからどうなっちゃうんだろう…

というところで1話は終わります。
ここで本来の立ち位置はOPである映像、私が未確認で進行形を好きになるきっかけの曲「とまどい→レシピ」が流れます。

この曲もね、ほんとに良いんだよね…
曲に対しての感想はまた別の機会にやるとして、1話の感想はここまで。


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全話分書ききれるか不安だよ…