りせりせびより

いろいろ

未確認で進行形 #11 「ハンカチを楽しんでるのよ」感想


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小紅からのプレゼント、ハンカチを思い思いに楽しむ真白、紅緒、白夜。


ホワイトデーのお返しを渡しそびれ、こらはかなりゴージャスなお返しを渡さなくてはと圧力が(真白から)かかる白夜。

一方、新聞部の大野仁子にも、もう小紅のことを記事にするなと圧力がかかっていた。

ホワイトデーのお返しに悩む白夜。

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お互い手をつながず、小紅にいたっては白夜の方に荷物を持っているあたりの、甘酸っぱい距離感。いいですねー。

ふとした沈黙を避けるために、小紅は白夜の前髪について聞いてみる。
いいんじゃないかななんて答える小紅ちゃんかわいい。

その頃、真白も小紅へのプレゼントを渡すべく買い物に出かけていた。
しかし、UMAチョコをまた大量に買ってしまい、帰り道の時間短縮のために屋根を伝って帰ろうとしたところを大野仁子に目撃され、フライングヒューマノイドと呼ばれてしまう。


秘密を知ったらこの街にいられなくなってしまう三峰家。
白夜と小紅に叱られ、小紅にいたっては夕方一人で出かけるのは危ないと注意され、しょげる真白。でも、すぐに反省するあたりいい子だなと思います。

夕方一人で出歩いたら危ない!なんて、真白を心配して言う小紅も大人だなあと…


このはの「デートでもなんでもすればいいじゃない!」という鶴の一声により、ホワイトデーのお返しは全額白夜持ちのデートに決定。いいですね。

デート、と言っても白夜と小紅二人きりで出かけるのではなく、コブ付き… 真白も同行することに。
真白も来るか?と聞くのではなく、最初から頭数に入れる小紅。
自分はお邪魔虫でないのかと、さすがに心配な真白に対し、小紅が真白を1人で家に置いて遊びに行くことはしないだろうとフォローする白夜。

一緒に暮らし始めてから3ヶ月ほどしか経っていないと思いますが、もうすでにこんな風に、信頼関係が出来上がっていていいと思います。

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しかし、紅緒がそんな3人を許すわけがなかった。
だめですーと笑ってない死んだ目でいう紅緒。そんな紅緒を、幼稚園のバザーの手伝いがあるからと連行する撫子。さすが。
撫子と紅緒は小さい頃からの幼馴染で、紅緒の暴走を小さい頃から見てきた分、こういったときのフォローは撫子はプロ級だと思います。
幼馴染なだけあっての愛がある毒舌というか、相手のことを考えた毒舌というのを感じられて素晴らしいと思います。

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そんなわけでおめかしして3人でお出かけ。
小紅と真白に至っては新しいコートを下ろしています。いいですね。

宇宙人がツンデレな誰得クソ映画を観たりしているころ、紅緒は元気なさげにバザーの準備。
そこを心配して声をかけくれた園児に、お姉ちゃんと呼ばれて元気を取り戻す。さすがロリコン。けれど、家での様子とは違い、頭を撫でてありがとうと、大人な対応。
以前、家での紅緒の暴走に対し小紅は「姉様も家に帰れば多少は気も緩むし」と言っていましたが、まさにその通りなのです。
学校など外で、ロリコンやシスコンであることをひたすら隠しているわけではありません。むしろ、小紅や真白に対して家より多少抑えていますが、やはり多少出てしまっている感じがあります。
そんな紅緒を抑えているのは"生徒会長"であることの責任感や、周囲からの自分への評価でしょう。
家や、撫子の前では安心してへんたいな自分を見せているのは安心感から。
小紅と同様、学校ではかなりしっかりした印象を見せる紅緒ではありますが、そうやって自分を切り替えてたんだなあと思います。


話を戻します。


レストランで(真白が)オムライスを食べたり、
うさぎなどと(真白が)触れ合ったり、
観覧車に乗って(真白が)外の景色を楽しんだり、
花屋に並んだ色とりどりの花を見て(真白が)はしゃいだり。

そんな真白を微笑ましく見つめる小紅。
そして白夜。


子連れの夫婦か。

と、視聴者の皆さんは思ったことでしょう。
そうとしか思えません。なんかもう、小紅と白夜2人だったら甘ったるすぎて胸焼けを起こしていることでしょうが、そこに真白を投入することでなめらかな感じを出していますね。
二人きりだったら、もう胸が苦しくて見てられなかったかもしれません。紅緒と同じ視点で、もうやめろ!!とテレビに叫んでいたかもしれません。でも真白がいたおかげで、ああ、もうこの3人は3人だな… と思えてしまいます。


花屋の花を見ながら、三峰の山にもきっと春になればたくさん花が咲くんだろうなという小紅。
そんな小紅に、花だけじゃなくて山菜も取れますよなんていう真白、いいなあ、料理に使ってみたいと小紅。
その一言で、何かに気づいた三峰兄妹。


帰り道。ふとした強い風にあおられ、白夜の前髪が浮いて、今まで隠していた傷が小紅に見られてしまう。

とっさにドジっ子で!と言い訳する白夜。私のせいで… とすぐに判断する小紅。

楽しかったお出かけは、こんな風にしてシリアスな空気で終わりそうになる。
そこに通りかかった(迎えに来た)紅緒により、雰囲気はぶち壊される。


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白夜のためを思うなら、気にしないでください、という真白。


どうしても気にしてしまう小紅。


"秘密を知られたら街にいられなくなってしまう"



そんな中、真白、白夜のもとへ実家から手紙が…



翌朝、いつものように朝食を作る小紅。
いつまでたっても起きてこない真白と白夜を心配し、起こしに行く。

部屋のドアを開けた小紅が見たのは、荷物何一つ残されていない、2人がいない、2人が夜ノ森家にやってくる前の部屋であった。



てなわけで今回はここまで。
次回は最終回です。

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